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「2007年06月」のアーカイブ

セルフジャッジという不思議な世界

次女が夢中で励んでいるテニス。今、ウィンブルンドンが毎晩放映されていて一緒に TV にかじりついています。世界のトッププロを批判する次女は、ちょっと滑稽に見えるのですが・・・

さて、テニスというスポーツ。面白いのは、公認の正式な大会でもセルフジャッジというやり方が多いんです。特に、全国大会レベルになれば、審判が各試合に付くのですが、そうではない大会ではセルフジャッジ・・・即ち、自分でボールがイン・アウトを判定する。即ち、テニスの場合、対戦相手のボールを判定することになります。

ここ数日、ウィンブルドンを観戦していて、結構驚いているのは、ウィンブルドンから採用されたチャレンジシステム!このチャレンジシステムは、本ブログでも「チャレンジシステム」としてご紹介していますが、簡単に言うと、審判の判断にクレームをつけるチャンスがあって、ビデオで確認しプレーヤーが正しい場合は、そのプレーヤの主張が取り入れられシステム。

これって・・・結構審判の判定に不満で、チャレンジシステムを使って、審判の判定が覆ることが多いんですよね~あれだけ各試合で判定が覆るということは、セルフジャッジなんて本当に信じることが出来なくなります。

特に、ジュニアテニスの世界では、勝敗が大きくランキングに繋がることも多く、一つのジャッジが試合全体に影響するケースも多々あります。また、接戦の時に、小学生や中学生が正しいセルフジャッジができるのか!?正々堂々と戦っていても、判定が間違っている時もあるでしょう。ましてや大事な試合では!

ウィンブルドンといった最高峰の大会で、公式審判ですらジャッジミスがあるんですから!テニスプレーヤーは、こうしたセルフジャッジの特性を熟知した上で、試合に臨む必要もありますが・・・対戦相手のセルフジャッジへの不信感を大きくしていくより、セルフジャッジの特性を知って試合に臨む!これが重要なのかもしれません。

リンク集 (BlogPeople) 用スタイルシート

最近追加したページに「リンク集」がありますが、一つ一つリンクを追加して作成しているのはめんどくさい!というより、現状のウェブ製作から、そうしたリンク集の作成方法は、ちょっと時代錯誤!?

そこで、私は昔から利用している BlogPeople を介してこのリンク集を構成しています。

更に、単純に BlogPeople が用意しているスクリプトを貼り付けているだけでは、あまりにも技がないので、以前から気になっていた「blog*citron::BlogPeopleのカスタマイズ」を参考にさせて頂きながら、ちょっとだけ自分用にカスタマイズをして、整えました。何にも難しいことはありませんが、忘れてしまいそうなので自分用の覚書として。

まずは、実際に本サイトで採用しているコードを書き出します。

 div.blogpeople-main p {
 padding:5px 0; }

 div.blogpeople-main p a {margin:0 0 0 1px; }

 div.blogpeople-main img {border:0px;}

 span.blogpeople-linklist {
 display:block;
 padding:0 0 0 5px;
 color:#0000ff;
 font-weight:bold;
 border-left:10px solid #ccaa66;
 border-bottom:1px solid #ccaa66;}

何てことはありません。参照している投稿記事をそのまま適用しているだけです!何んとも素晴らしい!!ちょっと参考までに以下も書き留めておきます。

  • div.blogpeople-main: BPリスト全体
  • div.blogpeople-main p: リンクリストのブロック
  • span.blogpeople-linklist: リンクリストの名前
  • div.blogpeople-main p a: リンク
  • span.blogpeople-update-suffixtext: up!のテキスト
  • div.blogpeople-powered-by: フッターのBPクレジット

こうした投稿記事が公開されているのは、本当に感動しますね!

ソニー ハードディスクハンディカム DCR-SR300

いろいろとデジタルビデオカメラを検討していますが、あまりの種類の多さに愕然としているのと、時代の進行の速さを肌で感じている始末・・・そうは言っても、時間は過ぎていきますから。

いろいろと検討して、ハイビジョンは時期尚早かな!それにしても、ハイビジョンは画像が本当に綺麗ですよ。ちょっと時間があってふらっと立ち寄った電気屋でデモンストレーションをやっていたのですが、一度その画像を見てしまうと本当に欲しくなりますよ。しかし・・・

  • ハイビジョンを再生するテレビが無い!
  • ハイビジョン映像を保存する方法が PC だけ!

Sony-SR300Sony-SR300_Spaceデジタルテレビは、将来的には購入しようとは考えているのですが、現状はまったく必要性を感じていないので、当分はアナログで充分・・・よって、デジタルビデオの購入候補は、通常の画質のデジタルビデオカメラで!

さて、購入したいデジタルビデオは・・・記録メディアは、やっぱりハードディスクが良いな。記録メディアを交換する必要がないし、画像を PC へ取り込むのも簡単だし。更には、記録時間が長く・・・私の家族には、ピッタリなような気がしているので。そうするとソニー、ビクター、日立が候補になります。それ以外にハードディスクを記録メディアにしているメーカーがないですよね。

そして、先日ご紹介した「ビクター デジタルビデオカメラ GZ-MG575」は、いまだ候補ですが、もう一つ気になるカメラが見つかってしまった・・・それは、「ソニー ハードディスクハンディカム DCR-SR300」Sony-SR300_Space2です。これもかなり気になる!

日米教育論

ちょっとタイトルが大袈裟ですが・・・最近、自分の子供に関する接し方が正しかったのか、それとも反省すべきなのかを考えるようになりました。ただ、我が子達に特に不満があるわけでもなく、はちゃめちゃな子供達というわけでもありません。逆に、結構想像以上に良く育ってくれていると感じているのですが・・・

そうした想いの中、ちょっと気になることを思い出しています。我が家は、既に 15 年以上も前になりますが、私の仕事の関係で、渡米していました。というより、アメリカで仕事がしたい、という私の我侭からなのですが。長女 1 歳!当然ですが、次女はまだこの世に生をうけていませんでした。

早く英語に慣れて欲しいという願望から長女は、3 歳の時から幼稚園へ。英語が目的でしたから、できるだけ日本人のいない幼稚園、更には、できるだけ日本人のいない小学校へと通わせていました。アメリカの学校も、当然ですが成績表があります。この成績表・・・

担任の先生のコメント、即ち子供の評価が書かれていますが、最初の頃は、夫婦で英語が解りませんでしたから、あまり気にしていなかったのですが・・・幼稚園の最初の成績表。素晴らしい評価です!何一つ欠点がない、といった評価だったと記憶しています。

「まっ、外国人には甘いんだろうな~」

こんなことを考えていたのですが、2 年目になっても、ほぼ完璧な子供のような評価。ちょっと、これだけ良い評価ばかりが並ぶと不安になってきます。何を家庭で修正して、何を伸ばしていけば良いのか・・・

そこで、ちょっと有名なアメリカ人に相談したことがあります。このアメリカ人、2 つの学校を創立して、校長先生をやっていた事がある教育者!最終学歴は、マサチューセッツ工科大学の大学院で工学博士を取得している。そんな彼に、長女に関する成績表を持参して、読んでもらって感想を求めました。

「とにかく、問題点が何も記載されていないんだよね~」と私。
「何か問題があるの?」と友人。
「だって、これだけ良いこと尽くめの子供ってありえないよ」と私。
「きちっと子供を見ていないんじゃないかな?」と続けて私。

すると、大笑いしながら・・・

「アメリカではね、子供の良い所を必死になって探すんだよ。そして、良い所をどうやって伸ばしていくかを考える。これがアメリカのやり方。日本のように、問題点を指摘して、一生懸命問題点を修正するのは、アメリカの学校ではあまりやらないね。」

当時、この言葉は信じがたいことでした。問題点を修正せずにどうやって教育するのか・・・とにかく納得がいかないまま 7 年間を過ごしました。

しかし、最近になってようやくこのアメリカのやり方も一利あるな~と感じています。

どっかの書籍に記載されていましたが、日本のプロゴルファーは、一日のゲームで悪かったこと、つまり問題点をゲーム終了後に必死に修正する。しかし、タイガーウッズは、その日一番良かったショットを繰り返してその日を終わる!悪かったことを何度も修正する行為は、ネガティブになりがち。短期勝負の場合、良かったことを再現することによって、ポジティブな感覚で次を迎えられる・・・

結果は、明らかですよね!自分の良さを自覚して、それを積極的に伸ばしていく。これが日本の教育には欠けているのかもしれません。

認知科学の 6 本柱

以前に公開した本サイトの投稿記事、「効力感って何??」で登場した波多野誼余夫(はたの ぎよお)氏は、心理学の権威であると共に認知科学でも権威があったようです。

波多野氏に関しては、河合塾が 1997年に認知科学に関して波多野氏にインタビューを敢行しており、その時の内容がウェブページ、「知覚や記憶など、人間の知的な心(マインド)を総合的に研究」として公開されています。

波多野氏によれば、認知科学を以下のように定義しています。

認知科学とは、ひと言でいうと、「人の心」を「総合的に」研究する学問です。心というと、普通、heart(ハート)を思い浮かべますが、認知科学が対象とするのはmind(マインド)の方です。人間は外界の様子を知ることによって生きていくことができるわけですが、その際に必要な視覚、聴覚、記憶、推論などをつかさどる心、その知的な機能について研究する学問が認知科学です。

更に、認知科学に関しての 6 つの柱として以下をあげています。

  1. 心理学
  2. 計算機科学
  3. 言語学
  4. 脳科学
  5. 文化人類学
  6. 哲学

認知科学が生まれた当初は、心理学、計算機科学(人工知能)、言語学が中心で、特に「言語を話し手はどのように処理しているかなどを研究する「言語心理学」が認知科学の中心」だった、と解いています。その後、現在に至る認知科学を以下のように説明しています。

その後、高次脳機能の研究(つまり人間のマインドの研究)ということで「脳科学」、文化の人の心への影響を探るという視点から「文化人類学」、そして認識論など二千年以上にわたって心(マインド)の研究を行ってきた「哲学」の3 つが加わった。

どうやら、認知科学といっても相当広範囲に渡って研究が進められているようですね!

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