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認知科学の 6 本柱

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以前に公開した本サイトの投稿記事、「効力感って何??」で登場した波多野誼余夫(はたの ぎよお)氏は、心理学の権威であると共に認知科学でも権威があったようです。

波多野氏に関しては、河合塾が 1997年に認知科学に関して波多野氏にインタビューを敢行しており、その時の内容がウェブページ、「知覚や記憶など、人間の知的な心(マインド)を総合的に研究」として公開されています。

波多野氏によれば、認知科学を以下のように定義しています。

認知科学とは、ひと言でいうと、「人の心」を「総合的に」研究する学問です。心というと、普通、heart(ハート)を思い浮かべますが、認知科学が対象とするのはmind(マインド)の方です。人間は外界の様子を知ることによって生きていくことができるわけですが、その際に必要な視覚、聴覚、記憶、推論などをつかさどる心、その知的な機能について研究する学問が認知科学です。

更に、認知科学に関しての 6 つの柱として以下をあげています。

  1. 心理学
  2. 計算機科学
  3. 言語学
  4. 脳科学
  5. 文化人類学
  6. 哲学

認知科学が生まれた当初は、心理学、計算機科学(人工知能)、言語学が中心で、特に「言語を話し手はどのように処理しているかなどを研究する「言語心理学」が認知科学の中心」だった、と解いています。その後、現在に至る認知科学を以下のように説明しています。

その後、高次脳機能の研究(つまり人間のマインドの研究)ということで「脳科学」、文化の人の心への影響を探るという視点から「文化人類学」、そして認識論など二千年以上にわたって心(マインド)の研究を行ってきた「哲学」の3 つが加わった。

どうやら、認知科学といっても相当広範囲に渡って研究が進められているようですね!



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コメント:2個

  1. ノースより、 2007年07月01日:

    一風変わった脳内構造のホームページがあるのですが、もしよろしければ、ご批判願えませんでしょうか?

  2. Chaより、 2007年07月01日:

    ノース様
    結構面白く拝見させて頂きました!一風変わったホームページが面白く感じたということは、私も一風変わっている!?

    今後とも宜しくお願い致します。

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