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「底が浅い」日本テニス界

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「ダイヤモンド・オンライン::「スター頼み」の日本スポーツ界に見え隠れする「底の浅さ」」という記事が公開されました。先日のクルム伊達公子選手の活躍を取り上げ、日本のテニス界の問題を指摘しています。記事の内容そのものは、テニスだけではなく、サッカーやゴルフに関しても指摘があります。

テニスに関する部分を抜粋すると・・・

伊達公子の現役復帰が注目を集めている。1996 年に 26 歳の若さで引退。2001 年に結婚し、クルム伊達公子となった後もジュニア層の指導などを行なってきたが、今年 4 月、プロとしての現役復帰を表明した。

12 年間のブランクと 37 歳という年齢もあって、トップでの活躍は無理と思われたが、復帰戦となった 5 月初旬のカンガルー杯国際女子オープンではシングルスで準優勝、高校生の奈良くるみと組んだダブルスでは優勝。ファンを驚かせた。

公開された記事は、上記の出だしで始まっています。更に記事は続きます。

2 人の影響力には目を見張るものがある。伊達が復帰したカンガルー杯は 1 週間で 2 万 5 千人もの観客を動員。これは例年の 2 倍以上。大会史上最多記録だったそうだ。(中略)さすがに世界で活躍したスターだけのことはある。伊達は世界ランキング 4 位、ウインブルドンでベスト 4、WTA ツアー通算 7 勝といった数々の快挙を成し遂げた。

ここまでは、とりあえずテニスファンであれば、既にご存じの通りの内容です。私が、この記事を取り上げている理由は、更に続く以下のような内容です。

この一連の流れを見ていて疑問を感じる部分がある。テニス界、サッカー界内部でも、総じて 2 人の復帰(伊達選手とサッカーの中田英寿選手を指しています)を歓迎する空気があることだ。大会の主催者やスポンサー、マスコミ、ファンが喜ぶのは分かるが、現場の人々、指導者や選手がそれに同調するのはおかしいのではないか。スーパースターとはいえ、ひとりの選手の復帰に話題が独占されるのは、現状のテニス界とサッカー界の魅力のなさ、停滞状況を示しているといえる。(中略)このような状況を招いてしまったテニス界、サッカー界の関係者は反省することはもちろんだが、一方で復帰を喜ぶ流れを不快に感じ、反発しなければおかしいのである。

上記の記述は、私個人としては全く同感です。記事の後半には、「1 人のスターに人気が左右される状況は「底が浅い」ことを示している。関係者は、この流れを不自然と受け止め、選手育成システムを考えなおしたり、選手の意識改革を促すなど、そのスポーツを原点から見直す努力が必要」と締めくくっています。

本記事が、ビジネスの世界ではよく知られている「ダイヤモンド・オンライン」から公開されているのがちょっと残念です。なぜなら、スポーツ界関係者は、きっとこのウェブサイトを知らないのでは!?と感じるからです。



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コメント:2個

  1. かっぱ@ロスより、 2008年05月20日:

    とっても個人的な意見を言わせてもらうと、強くても見ていて面白くないプレイヤーと、弱くても見ていて面白いプレイヤーがいると思います。

    私は自分がテニスをしないので、エンターテイメントとして見る場合は、そこが一番ポイントになります。

    観客は正直です。面白くないものは面白くない。
    面白くないものにはお金を払いたくない。

    でも、本当に面白くないのか?

    「いや、もしかしたら、本当は面白いかも知れないのに、その面白さを伝えてもらってないんじゃないのか?」そう思ったのが、今回の杉山発言。彼女自身のブログでした。

    これまで愛ちゃんと言えば「いい人」イメージだけがインプットされていた私に、「へー、愛ちゃんってこんなことも言うんだ。面白い!」とある意味、初めて杉山愛というプレイヤーに興味を持つ機会になりました。

    愛ちゃんの試合をこちらで見たことがありました。決して派手ではないけど、観客を沸かせることの十分出きるテニスでした。

    プロというのは、やっぱりエンターテイナーでなければなりません。杉山愛に欠けているのは何なんだろう?と見ながら考えてました。

    どの雑誌か忘れましたが、アメリカのテニス雑誌の中に、’who’s hot & not hot’みたいなコーナーがあって、今、ホットなプレイヤーとホットでないプレイヤーを比較してたりします。

    日本版で言えば、今、ホットなのは、何と言ってもクルム伊達公子と錦織圭。ホットじゃないのは、杉山愛と鈴木貴男というところでしょうか?(え?まだ他にもいる?)

    日本のテニス雑誌って、絶対、選手をけなすようなこと、書いてないですよね?そういう妙な業界の中の仲の良さというか、選手などへの気遣いを感じる記事とか企画が多いですよね。

    選手の層も浅いかも知れないけど、見る方も、スポーツを伝える方も、かなり層が浅いんではないでしょうか?

    あのブログの発言で、愛ちゃん株は私の中では上がりましたから、個人的には、ホットな人ですけどね(^^)

  2. Chaより、 2008年05月21日:

    かっぱ@ロス様
    コメント有難うございました。「プロというのは、やっぱりエンターテイナーでなければなりません」に大賛成です!やっぱり日本の選手の試合は、観戦していてつまらない、というのが正直な感想です。もっと、スリリングな、そして「次は何をやってくれるんだろう」といった期待感が欲しいですよね。そうすれば、もっともっと選手もファンも深くなってくると思うのですが・・・

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