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「2007年10月」のアーカイブ

ミスの法則

先日、投稿記事として「羽生善治氏曰く、「テニスと将棋はとっても似ている!」」を公開しましたが、羽生氏の考えにもうちょっと触れておこうと思います。

先日も紹介した新書、羽生善治著「決断力」(角川oneテーマ21:2005年7月)に面白い一節があります。

将棋では、勝ったケースのほとんどは相手のミスによる勝ちである。本当のことだ。拾い勝ちという感じなのだ。テニスなども、自分の強烈なショットがダウン・ザ・ラインに決まって勝つというより、相手のミスによって「救われた!」というゲーム展開が多いのではないか。(p.98)

正にその通り!といった感触でした。将棋もテニスもミスが勝敗に大きく関与している。しかし、羽生氏のミスに関しての次の文面は、更に納得のいくものでした。

ミスには面白い法則がある。たとえば、最初に相手がミスをする。そして次に自分がミスをする。ミスとミスで帳消しになると思いがちだが、あとからしたミスのほうが罪が重い。そのときのミスは、相手のミスを足した分も加わって大きくなるのだ。つまり、マイナスの度数が高いのだ。だから、序盤から少しずつ利を重ねてきても、たった一手の終盤のミスで、ガラガラと崩れ去る・・・・・(p.99)

こうした法則を知っているのと知らないのとで試合をするのでは、大きくそのやり方に変化が生じるような気がしました。序盤からちょっとしたミスを恐れず、攻める試合展開を実践して、終盤にできるだけミスをしないようにしていく。そうした展開が重要でしょう。守りに入ることは、良いことではありませんから、終盤に入っても攻める必要がありますが、最後まで集中して試合を運ぶことができるようになれば、随分と展開が変わるはずです。

将棋の世界に限らず、テニスやその他のスポーツでも同じ事がいえるでしょう。

関連投稿記事
上記の投稿記事で引用している羽生善治著「決断力」(角川oneテーマ21:2005年7月)に関して、以下の投稿記事も参照して頂ければ幸いです。

羽生善治氏曰く、「テニスと将棋はとっても似ている!」

決断力書店で何気に手に取った新書、羽生善治著「決断力」(角川oneテーマ21:2005年7月)を立ち読みしていると、目に入ってきたのが、テニスという文字。「決断力」というタイトルの新書にしては、テニスというのは面白い!

私は、将棋に関してはまったく素人で、ルールくらいは知っていますし、著者である羽生善治氏が将棋の世界では、何やら凄いヒト、という程度は知っていたのですが、その他詳細は知りませんでした。ただただ新書の中に「テニス」という文字があったから、「将棋のプロが何でテニス!?」という興味のみで購入。

この新書、「いったいどこに決断力に関しての記述があるのかな~」と疑問に思うほど、決断力に関する記述がありません。タイトルから決断力に関する記述を期待しての購入であれば、後悔する書籍かもしれません。ただ、タイトルは別として、内容は本当に面白かった。すらすらと読み進めることができました。

集中力を高めるとか、流れを変えるとか、あるいはその場にどうなじむかというのは、将棋と全部(サッカーとかテニス、バスケット、ラグビー、F1 といったスポーツ)共通している。だから観ていて非常に面白い。特に似ているのはテニスだろう。テニスはトータルなゲームなので、ポイントで勝っても試合に負けることがある。サービスゲームを交互にやったり、一人で流れを変える努力をするところは、すごく似ているし、役に立つ。それに実力差がないときに、どうやって差をつけるかも似ている。(p.160 - 161)

いわれてみれば、なるほどと解りますが、将棋のプロがそうした見方をしているというのが新鮮でした。本書では、随所にテニスに関する記述が出てきます。例えば、こんな記述があります。

テニスにも、昔は「相手よりも一球多く打て」といわれたそうだ。自分から決めにいくとコーチから怒られる。相手がミスをするまで辛抱強くラリーを続ける。何十球、何百球と打ち合ってやっと一ポイントが決まったということもあったそうだ。将棋にも、かつては「勝つ手より負けない手」という言い方があった。(p.23)

「負けてはいけない」と安全に見える筋に気持ちがいってしまうと集中力に欠き、シンプルに勝つ手順をためらうようになるのでこうした「負けない手」を検討していてはいけない、と主張されているのは興味深いですね。更に痛烈な一言が。

守ろう、守ろうとすると後ろ向きになる。守りたければ攻めなければいけない。(p.44)

こうなると将棋の世界でもスポーツの世界でもコンセプト(考え方)は良く似ていることに気付かされます。

関連投稿記事
上記の投稿記事で引用している羽生善治著「決断力」(角川oneテーマ21:2005年7月)に関して、以下の投稿記事も参照して頂ければ幸いです。

Google カレンダーを携帯電話でより快適にする「Google Calendar Mobile Gateway」

Google カレンダーが携帯電話に正式対応したことは、既に多くの方々が「Google Japan Blog::Google カレンダーを使いこなそう」でも公開されているのでご存知だと思います。

ただ、本ブログの投稿記事、「Google カレンダー、一新したんだけどもう一歩!」でも公開しましたが、現状では、携帯電話からの予定等の入力は出来ません。即ち、Google カレンダーを携帯電話で閲覧することができるようになっただけ!

ところが・・・

「yamamo’s Blogs::Google Calendar Mobile Gateway」をご紹介して頂いて、その世界はまったく違ったものになりました!

実は、これまでは携帯電話で直接操作しては、「Cookie が ON になっていません」といったメッセージが表示され、FOMA N700i といった古い機種だったので、対応していないのかなと思っていたのですが・・・何と、手順を間違っていたようです。

PC から、「Google Calendar Mobile Gateway」へ直接アクセスして、ページの下方の「認証開始」をクリック。そこで表示された携帯電話用 URL アドレスを使えば、まったく問題なく FOMA N700i でも利用できるようになりました。

これで、携帯電話から Google カレンダーの操作(入力等)ができるようになりました。もうこれは感動もんです!ほぼ満点に近い満足度が既にあった Google カレンダーですが、Google Calendar Mobile Gateway を利用することで、満足度は最高潮!

Thunderbird と その拡張機能である Lightning を介してのローカル PC で、USB メモリーに Thunderbird と Lightning を入れて利用しているのでどこにでもあるインターネット接続 PC から、更には携帯電話からもリアルタイムで 同じGoogle カレンダーを利用することが出来るようになりました!

Google カレンダーは、仕事仲間とも共有しているので、仕事仲間達ともリアルタイムでのスケジュール管理!完全に私のやりたかったことができるようになったことになります!

この Google Calendar Mobile Gateway は、以前にご紹介した「ケータイ最強化アプリ 17 選(ドコモ編)」とは、趣が違いますが、かなりお役立ちのケータイ最強化の方法だと思いますので、まだご存じない方は、是非お試しあれ!

錦織圭選手、1 回戦敗退でも IMG は勝利!?

あまり深読みはしたくありませんが・・・やっぱり、投稿記事として記録しておきたい!

先日、17 歳でプロ宣言をして、プロデビューとなる「AIG ジャパンオープン」の 1 回戦に登場した日本!?テニス界の新星、錦織圭選手でしたが、残念ながらザック・フライシュマン選手(米国)に 6-7、6-3、1-6 で敗れ、プロ初勝利はなりませんでした。

ここからは、私の勝手な憶測ですが、所属する IMG の首脳陣は、結局のところ、勝っても負けても充分に商品の宣伝には成功したと考えているのではないでしょうか。17 歳という若さで、勝てば勝ったで日本では大騒ぎになるでしょうし、負けてもこうして私のような素人が話題にするのですから。宣伝効果としては、大勝利に沸いているのではないでしょうか。

プロ選手は、企業にとってあくまでも商品です!「どれだけ商品を使って利益を上げられるか」が重要な課題であって、勝ったか負けたかは、あくまでも利益を上げるための途中経過でしかありません。アメリカは、そうした考えて方は徹底しているはずです。当然、プロスポーツですから勝ってその知名度を上げることが収益を上げるのには手っ取り早いのですが、それだけを狙っての活動ではないことが多いのです。

錦織選手、どこまでアメリカの利益主義の中で生きていけるのか。絶対に潰れて欲しくない!本当の試練は、これからなのでしょうね。頑張って欲しいものです。アメリカのことですから、期限は早ければ 1 年です。何とか結果を残して欲しい、と願って止みません。

これって普通!?仰向けに寝る犬、ウエストハイランドホワイトテリア

Candy 1我が家には、7 年前から同居しているウエストハイランドホワイトテリア、通称ウェスティーという種類の中型犬がいらっしゃる!最近でこそ TV コマーシャルにも登場している人気種のようですが、7 年前はというとそうでもなかったような気がしますが・・・

7 年前、今の自宅に引っ越して直ぐに、長女から・・・

「一戸建てに引っ越したんだから、犬かって良いんだよね~!??」

一体何年我慢させてきただろう・・・常に犬を飼いたい、といっている長女をマンション住宅だの社宅だのと言って、犬が飼えない状況を説明しては我慢させてきました。「戸建に引っ越したら、飼って良い」というおまけも付けていたので、上記の質問に流石に言い訳ができなって、承諾せざるおえなくなったときのことを鮮明に記憶しています。

既にあれから 7 年!人間で言えば、中年から壮年といった年頃でしょうか。今年の初めに、リビングのソファーを寝床としている「彼女」が、ソファーに登れなくなって、はぁ~はぁ~とおかしな呼吸になって、医者へ行くと「糖尿病です」との診断で、現在はインシュリンが必要な体になっているのですが・・・

実は、我が家の「彼女」は、かなり以前から写真で確認できるように仰向けになって就寝・・・特に写真撮影のために無理やり仰向けにしたわけでもないし、糖尿病になってからということでもありません。かなり以前から、普通にこの状態でご就寝。これって普通なんでしょうか???まるで人間様のような寝姿!私が写真を撮っていてもまったく動じない態度にビックリで、思わず投稿記事に。

Candy 2ただ、上記の投稿写真だけでは、ちょっと「彼女」の名誉に関わりますから、家族中がお気に入りの写真も掲載しておきましょう。といっても結局は足を放り出しているような格好ではあるのですが・・・

飼い主を舐めているわけではないのですが、どうもこうした態度が身に染み付いていて良いのか悪いのか。自分の定位置は、我が家では最も高価なソファーがお気に入りのようです。

「Oinu.Net::ウエストハイランドホワイトテリア」によれば、

ウエストハイランド地方生まれで、元々はキツネなどを捕るための猟犬でした。近年では名前にホワイトとあるようにその純白の毛色もあって人気の愛玩犬になっています。性格は活動的でとても陽気ですが、警戒心が強くむだ吠えがあるのでその辺はよくしつけましょう!あとブラッシングは忘れずに!

「純白の毛色」とはいかない毛色ですが、むだ吠えは解説されているほど酷くはないような気がしますが・・・

追記:2007-10-06

今日の昼間の TV 番組、「メレンゲの気持ち(日本テレビ)」で、ジュディ・オングとその愛犬パールが登場!何とパールは、ウエストハイランドホワイトテリアなんですね!それにしても 1950年生まれのジュディ・オングって凄いですね!とてもその年齢に見えません。

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