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「2007年10月10日」のアーカイブ

FPN で MVP 2 冠達成!素直に嬉しい・・・

以前、投稿記事「Future Planning Network (FPN) に登録してみた・・・」というタイトルで Future Planning Network (FPN) に登録したことは公開しましたが、その後、本ブログでの投稿記事を FPN に投稿していました。

FPN とは、サイトの説明によれば以下の通りです。ちなみに登録自体は無料です!

FPNニュースコミュニティは、新規事業やイノベーションに関する話題を中心に取り扱うビジネス向け参加型ニュースサイトです。なお、FPNニュースコミュニティは皆さんのブログ記事の投稿により運営されています。自分のブログ記事を自分のブログ読者以外の人にも読んでもらいたくなったときには、是非記事を投稿してみてください。

ユーザー登録した当初は、何を投稿したら良いのか良く解りませんでしたが、「新規事業やイノベーションに関する話題を中心」に着目して、特にビジネスに役立ちそうな投稿記事を登録していました。

すると何と・・・「2007 年 9 月に注目されたFPNニュース」として、本ブログでも公開した投稿記事「脳が冴える 15 の習慣」が、「ページビュー部門:最もPV数が多かった記事」及び「はてなブックマーク部門:最もはてなブックマークの数が多かった記事」との部門で MVP を達成しました!

素直に嬉しい!!!考えてもいませんでしたから、そうした受賞を受けていたなんて重大なことを今頃気が付きました・・・

できる人間のための 4 つの能力段階

投稿記事、「記憶力を高め、記憶をより簡単に引き出すために」を公開して、どうやって記憶力を高めて、どうやって記憶した内容を引き出すかを記述しました。

前者(記憶すること)は、知識を脳に取り込む能力であり、後者(イメージ記憶をつくる能力)は、知識を脳内で再構成する能力、と林成之氏は言っています。しかし、こうした 2 つの能力だけでは、実際は「頭がいい」とか「スポーツができる」といった領域には達しない、と新書、林成之著「勝負脳の鍛え方」 (講談社現代新書:2006年10月)の中で主張しています。

本当の意味で、「頭がいい」とか「スポーツができる」といったレベルに到達するためには、上記の 2 つの能力に加えて、覚えたことをパフォーマンスする知能、即ち表現知能(表現する多重知能の能力)が必要であるとしています。更に、独創性や創造力を生み出す能力(独創的想像能力)が備わって初めて到達することができる、とも言っています。

即ち、以下のように総括しています。

  1. ものを覚える:知識を取り込む能力
  2. 忘れた情報を脳内で再構成する:知識を脳内で再構成する能力
  3. その内容を表現する:表現する多重知能の能力
  4. そこから独創的な創造力を生み出す:独創的創造能力

上記の 1 から 4 までのサイクルを繰り返すことが重要であるとしているわけです。我々人間は、上記の 4 つの段階が必要であるにも拘らず、1 つ、ないし 2 つの能力を高める努力しかしていない、というのが著者の主張です。それに関しては、とても説得力があり、納得できるものです。

特に、3 番目の「その内容を表現する能力」が劣っていると、結局は「いくら勉強しても成績が上がらない」とか「猛練習をしても運動がうまくならない」といった結果になるそうです。

さて、この表現する能力において、とても興味深い記述があります。

表現知能(内容を表現する能力)は、一つではありません。言語知能、理論知能、計算知能、音感知能、運動知能、空間認知知能というように、いくつもの知能に別れています。特筆したいのは、運動知能がほかの知能と同列にあることです。(p.65)

上記の記述は、正に「スポーツばかりしていると頭が悪くなる」と言われることが、脳科学の観点からすれば、まったくの間違いであることを意味します。振り返ってみれば、私の周囲にいる一流と呼べないまでも、日本では優秀といえるだろうレベルのアスリート達は、ほとんどが学生時代には成績優秀だったし、今でも素晴らしい論理を展開している!経験的にも、こうした林氏の解説は実感することができます。

スポーツができる、頭がいい・・・文武両道は、脳科学の世界では、ごく自然な流れだったのです。