XserverXserverSupportDomainDomainSupportMany-KingMany-King Support

「2007年10月10日」のアーカイブ

mixi が大混乱・・・やっぱりね!

2007 年 10 月 01 日にデザインが一新された「Mixi」。私も、そして家族も「mixi」を利用しているのですが、家族は携帯電話での利用でしたし、私はこっちのブログが本家ですので、さほど気になっていなかったのですが・・・

mixi 内の日記は利用していないので、代わりに「外部日記」を登録しているのですが、その「外部日記」の最新記事が、リニューアル前は 5 つ表示していたのですが、なんと本当に最新記事しか表示しなくなって(つまり 1 つ!)、「mixi もせこいな~外部日記を使うなってこと!?」なんて不満を感じていたのですが・・・

ところが、もっと大変なことになっているようです。「エキサイトニュース::ミクシィデザイン変更で大混乱 ビスタもマックも使えない!」によれば;

大手SNS「mixi」(ミクシィ)が2007年10月1日にデザインをリニューアルしたが、会員から「使えなくなった」「目が痛い」「旧バージョンに戻してほしい」などという要望が殺到し「ミクシィ」内が大混乱している。

「目が痛い」っていうのは如何なものでしょうね・・・私も新しいデザインの色合いには不満がありましたが、目が痛くなるまでになっていませんでしたが・・・更に、上記だけではなく、ありとあらゆる不満が爆発しているようですね!

mixi の登録ユーザー数は、660 万人!1400 万 ID というから凄い人数ですよね。その内の何人がクレームを訴えているかは不明ですが、ただならぬ人数のユーザーがクレームを起こしていることに間違いは無さそうです。

どうなる mixi!?

マンガ心理学入門

マンガ心理学入門―現代心理学の全体像が見える (ブルーバックス)ちょっと時間があって、ふらっと立ち寄った書店で何気に本棚を眺めていると、昔懐かしい!?講談社のブルーバックスシリーズの棚が目に入りました。

文系の方々にはなじみが薄いかもしれませんが、ブルーバックスは昔、理系に方々には本当に有名な新書シリーズでした。「科学をあなたのポケットに」が謳い文句ですから。

そんなシリーズの本棚の片隅に何んと心理学入門の文字が・・・それは、ナイジェル・C. ベンソン::Nigel C. Benson著、 清水佳苗、大前泰彦訳「マンガ心理学入門―現代心理学の全体像が見える」(講談社ブルーバックス:2001年3月)でした。著者は、どうやらイギリスの方らしいので、内容がそのまま日本で当てはまると思いませんでしたが、「マンガ」という言葉と(マンガとタイトルしていますが、実際にはイラストを多用しているだけですが・・・)、なんとも解りやすい文章にちょっと感動しながら、早速購入して読破。とても良く書かれた新書、といった感動を覚えました。(横書きの構成はちょっと読みずらいかもしれませんが・・・)

まずは、心理学に関する定義。

心理学はもともと心を研究する学問だった。(中略)心理学とは、人間および動物の心と行動を科学的に研究する学問である。(p.11 - 13)

なんとも明快な定義ですよね。そして、私が拘っていた心理学に関する領域も「大学の学部における主な研究区分」として下記の 8 区分を定義しています(p.15)。

  • 発達心理学
  • 社会心理学
  • 比較心理学
  • 個人差心理学
  • 認知心理学
  • 生物心理学
  • 健康心理学
  • 組織心理学

上記のような区分が正しいかどうかを議論すべきではありませんよね。興味を持って理解していればいいと思います。

この書籍、更に心理学の研究方法として 5 つ方法をリストしています。このリストは、私にとっては「なるほどな~」と感心させられました。

  1. 実験
  2. 観察
  3. 調査
  4. 事例研究
  5. 相関関係

どうも 5 番目の相関関係というは違和感がありますが、本書でも「測定手法」と解釈する、としています。いっそのこと、統計的分析とでもしたほうが良さそうです。

そして、本書の後半に、「現在の傾向」として以下のような記述があることは、とっても興味深いですね!

特に注目されている分野として、認知心理学と健康心理学の 2 つがある。(p.176)

上記における認知心理学は、認知科学という言葉と同様に扱っているようですし、健康心理学の一つとして、スポーツ心理学をあげていることも私にはとっても新鮮でした。

この新書、心理学にちょっとでも興味がある方にはお勧めですね!

ブルーバックスへの偏見が無くなった!

大昔、私が高校生の頃、今よりもなお偏差値重視の大学受験が主流でした。私も、しっかりそうした時流に流されていて、数学と物理が得意だったという理由だけで、理工系の学部を目指して受験勉強に励んでいました。

高校は、大学現役合格を目指して理工系と文系のクラスに別れ受験勉強一色!当然、私は理工系クラス。工学部、理学部、医学部、薬学部等を目指す受験生ばかり。休み時間には物理の問題集をとく連中や数学の難問の話題とちょっと特殊な雰囲気でした。

そんな受験一色のクラスにちょっと変わった一人の医学部志望の「目立たない男」がいました。まったく受験勉強をしている雰囲気が無い!ただただ単行本を読んでいる・・・ちょっと興味があって、「あのさ、何を読んでいるの!?」と質問してみると、とても嬉しそうに「アインシュタイン」と即答でした。

その質問以来、とにかくその彼が私に興味が出てしまったのか、とにかく近付いてきて、「今日はね、量子物理学」、「今日はね、マックスウェル」・・・とにかく読んでいる単行本の紹介をしてくる!当時は、何を言っているのかまったく解らず、「ちょっと気持ち悪いやつだな~」と感じていて、何とか彼から遠ざかりたいとしか考えていませんでした。

そんな彼が、愛読していたのが「ブルーバックス」という新書のシリーズ。ちょっと彼に感化されて、何冊かを購入して読んでみては、その内容の難しさと横書き(当時は横書きばっかりだった!)だったスタイルで途中で挫折。一度も読破できたことがありませんでした。

そうした毎日を繰り返している内に、「ブルーバックスは、変人が好んで読むもの」という偏見が出来上がっていました。それが何 10 年も続きました・・・

やっと最近になって、脳科学や心理学、認知科学などに興味があって、何度かブルーバックスを手に取るようになったのですが、どれをとってもなんとも面白い!縦書きの、所謂普通の新書になってきたし・・・理系の私には、ブルーバックスの科学的アプローチは理論的で何やら別世界に連れて行ってくれるような快感を感じるようになってきました。

「何でもっと早くに気が付かなかったのかな~」

あの彼は、その後見事有名国立大学の医学部に合格。今は、ある地方病院の医院長。2 男 2 女の子供に恵まれ、「サッカー狂」といわれる名物医者になっているようです。