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神秘的な!?それともオカルトな!?トランスパーソナル心理学

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トランスパーソナル心理学入門―人生のメッセージを聴く (講談社現代新書)以前に「メンタル・コーチング:トランスパーソナル心理学」と題した投稿記事を公開しました。スポーツの試合では、流れがあって、これが「個人の意図や努力を超えて働く人生の流れ」によって、状況が変化するということが解説されていたと認識しています。

その流れを、トランスパーソナル心理学では、パワー・オブ・フローと呼び、一つの大きな概念だそうです。確かに、試合では流れがあって、ある種理解できないような勢いによって勝敗が決することがしばしばあることを実感していたので、もうちょっと「トランスパーソナル心理学」を知りたくて、諸富祥彦著「トランスパーソナル心理学入門―人生のメッセージを聴く」(講談社現代新書:1999年08月)を読んでみたのですが・・・

新書のプロローグでは、以下のくだりで始まります。

トランスパーソナル心理学とは、「心理学第四の潮流」と呼ばれている最も新しい心理学。心と体のみならず、魂やスピリット(精神)の次元まで含んだ、真の意味での全人間存在を扱うはじめての心理学。

魂やスピリット・・・ちょっと神秘的でもあり、ある種オカルト的な心理学だな、と感じながらも読み進めていったのですが、結局のところ、トランスパーソナル心理学が出現する元となる人間性心理学を知らずして読み進めるのは難しいことに気が付きました。

ある程度の心の健康は保っているふつうの人が、さらなる「心の成長」を目指して自己探求・自己成長をなしとげていくための心理学というのもあります。その代表が、トランスパーソナル心理学の母体となった人間性心理学です。(p.43)

人間性心理学には、欲求の階層論を説いたアブラハム・マズローは、ビジネスの世界でも有名で、私も勉強した記憶がありますから、もうちょっと人間性心理学を勉強しないとトランスパーソナル心理学を理解することは難しいのかもしれませんね。

もうちょっと人間性心理学の著名人をリストしておくと・・・フォーカシングの創始者であるユージング・ジェントリン、ゲシュタルト療法というのを始めたフリッツ・パールズなどが含まれると解説していますので、こうした古典を読破してからトランスパーソナル心理学へ発展させるのが良いのかもしれません。



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