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夢の科学

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夢の科学 (ブルーバックス)以前、本ブログで公開した投稿記事、「宮崎哲弥氏が推奨する脳科学の新書」においてご紹介した一冊、アラン・ホブソン著「夢の科学」(ブルーバックス:2003年12月)をやっと読了しました。「やっと・・・」と表現しているのは、どうも私には文面の流れが合いません。何度も読み返したり、ページを戻ったり。訳者にも相性というのがありそうだな、何てことに今更気が付いたりして。

さて、内容ですが、フロイトの夢理論への批判が全体の 6 割位に達しているのでしょうか。ちょっと批判がしつこい気がしました。もっと、さらっと単なる比較で完了しておけば、もっと読み易かったのですが、何せ海外ではこうした批判を展開することは、正攻法でしょうから、ここは我慢するとして。

このアラン・ホブソンという人、睡眠科学の世界では、世界の第一人者だそうでして、脳科学の世界では有名な方だそうです。この新書、最後に「おわりに」という章があるのですが、そこに 3 つの結論が記述されていて、全てが集約されています。全てを読みたくない人は、「おわりに」だけを読んでも良いかも。

結果としては、夢診断や夢占いといった行為は、科学的にはまったく根拠がなく、科学的にはまったく意味がないこと、ということに結論付けられますが、それよりも重要なことは、睡眠中に起きている「脳」の働きの方が興味深い。

「脳は、睡眠中に何度か自己活性化する」という表現は、何とも不思議であって、更には睡眠の重要性を再認識することになりました・・・「睡眠中の脳の活性化」に関しては、後日、投稿記事を改めて記述しておきましょう。



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