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勝負脳:2 つの意識、「外意識」と「内意識」

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勝負脳の鍛え方以前本ブログの投稿記事として「とんでもない新書に出会った!勝負脳の鍛え方」を公開しました。脳科学に興味が俄然でてきたきっかけとなった新書、林成之著「勝負脳の鍛え方」 (講談社現代新書:2006年10月)はある意味衝撃的な内容でした。

この新書は、意識には「外意識」と「内意識」という 2 種類があって、「心」が生まれる場所があって、「意識」「心」「記憶」は連動している、としています。市場では、こうした連動説があまりにも単純であると評価している方もいらっしゃるようですが、モデルというものは、なるべく簡潔で複雑にしない方が良いと私は信じているので、こうした連動説はいかにも説得力があります。

「運動」とは、脳の働きであって、「脳」の働きによってプレーの良し悪しが決まる、という理論も新書全てを熟読するととても説得力があります。

勝負脳を理解するために、まずはその出発点である「外意識」と「内意識」を理解する必要がありそうです。

「意識の二構成理論」、つまり意識には二つある。人間の意識には、外からの刺激に反応する「外意識」と呼ぶべきものと、もうひとつ別に、外からの刺激をうけとめて脳内で情報を処理する「内意識」というべきものがある。(p.20)

上記の記述は、私個人としてはとても明確で簡潔なのですが・・・更に新書では、以下のような記述もあります。

人間はある刺激や情報を感知すると、それに対して外界に反応する(外意識)一方で、脳の内側にもそれらの刺激や情報を送り込む(内意識)。(p.23)

ここまで記述されれば、2 つの意識、「外意識」と「内意識」は明確になるのではないでしょうか。特に、「内意識」は、人間の「心」と密接な関連がある、と本書では説いています。こうした関係は、別に改めて記述したいと思います。



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