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Second Opinion:セカンドオピニオン

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先週、親父が倒れ、本ブログの投稿記事「親父が倒れた!一過性脳虚血発作から脳梗塞」でも公開させて頂き、ご心配をお掛けしておりました。

その後、本当にラッキーなことに、脳梗塞というにも拘らず、ちょっとだけ言語障害が残りそうなことと、どうやら左手での細かい作業が不自由だそうですが、それでも歩行に支障があるわけではないし、真夏の運動は避けるように指導はありましたが、どうやら大好きなゴルフは、積極的にやったほうが良いらしいし、普段の生活では、まったく支障が無さそうです。不幸中の幸い、というところでしょうか。

ただ、既に 2 度の発作で倒れていることもあって、担当医師からは「爆弾を抱えて生活することになる」と指摘されていて、症状として外見は軽く見えますが、実際のところはそうでもないらしい。本人にも、そうした病状は告げられています。

そうした中、担当医師から「喉の部分の動脈にかなり硬化が進んでいる部分があるので、手術する方法もあるが、それが原因で今回の脳梗塞が起きていると断言できるものではない」とのこと。また、手術が絶対必要ということではないし、それ自体が、今回の脳梗塞対策のためでは無いことも説明されました。手術する、しないは本人次第で、手術のリスクも説明して頂きました。

ただ、3 度目の脳梗塞による発作のリスクを減少させることができるかもしれない、とのことでした。そして、担当医師から、「権威ある脳神経外科の医師を紹介するから、セカンドオピニオンを聞いたらどうか」と指摘を受けました!

これは、私にとっては本当に驚きの指摘でした!

日本で、セカンドオピニオンって・・・しかも担当医師からの紹介状を頂けて、診察の経過やレントゲン写真も持たせてくれる!アメリカでは、「当たり前」になっているセカンドオピニオン。担当医師以外から、診断の結果や担当医師の診察の評価をして頂くセカンドオピニオン。そんなことが日本で可能だったとは!

私は、10 年以上も前に、長女がある病気で手術を宣言された時に、「You should get the second opinions from other doctors.」と言われて何がなんだか解らずに、調べまくった記憶から、アメリカ特有の制度と勝手に判断していました。

そうではなかったなんて!ましてや、レントゲン写真やカルテまで他の病院の医師宛に持参できるなんて。信じられませんでしたが、良い医師に当たったな、とその運命にちょっとした喜びを感じながら、23 日に日本のセカンドオピニオンを経験します。



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コメント:2個

  1. かっぱ@ロスより、 2008年04月23日:

    ラッキーですねー。うちは母の時に、担当医にセカンドオピニオンを聞くために国立病院の内科への紹介状を書いてくれと言ったら、露骨に嫌な顔をされ、それでも何とか紹介してくれたところが、全く違う分野の神経科。母が亡くなった今でも、あの医者への忸怩たる思いが消えません。その上、巷の噂では、その病院は、医者への謝礼を払わないと、扱いが全然違うとか。まだこういうことが日本の多くの病院では当たり前のようにまかり通っているそうです。お父様、出きる限りのことを、納得のいくようにしてあげてください。お大事に。

  2. Chaより、 2008年04月23日:

    かっぱ@ロスさん、そうでしたか・・・やっぱり、セカンドオピニオンでは、日本は後進国だと思います。私の父はラッキーでしたが・・・もっともっとオープンな医療の世界を切望していますが、なかなかそうはいかないのが現状のようです。今日のセカンドオピニオンは、かなりアメリカに近いもので、転院を勧められ、父はそれに応じる決断をその場でしましたから、本人も思うところがあったのでしょう。あとは、きちっとリハビリに励んでもらうだけです・・・

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