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合気道とラグビーを貫くもの

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合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論 [朝日新書064] (朝日新書 64)内田樹氏の文庫本、内田樹著「私の身体は頭がいい」(文春文庫:2007年9月)が、個人的にはとても衝撃的だったので、もうちょっと内田氏の新書か文庫本を読んでみたいと考えて、新書である内田樹、平尾剛著「合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論」(朝日新書:2007年9月)を購入。

まだ、読了に至っていませんが、ちょっと期待外れといった感じです。個人的には、会話形式の文面が苦手ということもあるのですが、最初の「私の身体は頭がいい」があまりにも衝撃的だったから、ということも手伝っていると考えています。

ミラーニューロンの話や武道で言われる「居着き」といった現象に関しても会話が進んでいますが、既に「私の身体は頭がいい」で詳細が語られているし・・・前半は、ちょっと退屈な感じがします。

ただ、ラグビーファンであれば、誰でもご存知の!?平尾剛氏が、ラグビーを通して感じた「武道」と同等の感触を解説しているところは流石に面白いのですが、やはり「衝撃的」といったレベルには達していないような気がしています。

もし、内田樹氏の「武道論」を読みたければ、「私の身体は頭がいい」をまずは推奨しますが、ちょっと寝転がって読むには重厚な文面ですので、もっと気楽にその一端を知りたいと感じている方であれば、「合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論」の方が入り易いかもしれません。

勝敗のみに拘った世界から、更なる上の世界を目指すご両人の存在は、何かを我々に訴えてくれます。



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