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カテゴリー:「テニス」に関するアーカイブ

テニス一般、ジュニアテニス関連とテニスに関する投稿記事を総括。

クルム伊達公子 vs. 山外涼月(やまそとあき):カンガルーカップ 2008

37 歳にして、12 年振りの現役復帰を果たし、ニュースでもその結果が連日ニュースになっている伊達公子選手。予選を勝ち上がり、本日の本戦 1 回戦も勝ち上がったようですね!

「自分で球を拾わなくてはいけないんですね~」とあるスポーツニュースキャスターが指摘していた注目の大会は、「カンガルーカップ 国際女子オープンテニス 2008」という賞金総額 $50,000 の大会です。

テニスの世界は、ちょっと面白く、アマチュアの選手でも、こうしたプロの大会に出場ができて、更には賞金も頂ける!ちょっとプロとアマの違いが曖昧な感じもしますが、そんな事は今はどうでも良いことかもしれませんね。

Aki Yamasotoさて、クルム伊達選手の本戦 2 回戦の対戦相手は、山外涼月(やまそとあき)選手。現在、アマチュアの若干 16 歳!

当然!?ですが、ほとんどの方々が知らない!?その山外選手は、2 年前に全国制覇としては、本人にとって初めてとなる全国中学生テニス大会で優勝。それを機に海外でのジュニアテニス大会で優秀な戦績を収めていて、これからがとても楽しみな選手です。

多くの選手(ジュニア選手でさえ・・・)が、海外で練習して、外人のコーチをつけて、海外で・・・と、とにかく日本を無視してのテニス生活ですが、この山外涼月選手は、純日本選手!海外の試合を転戦はしていますが、基本は、日本に拠点をもって、日本のテニスクラブで練習をして、日本人コーチで・・・全てが日本の血を受け継いでいる!そんなところが圧倒的に魅力的な若人です。

なぜ、私がそんなことを知っているかというと・・・実は、次女が通う「志津テニスクラブ」に所属する選手だからです。勿論、今はアマチュアですが、将来を有望視されているジュニアで、必ずやプロに転向すると思いますが。

山外選手の最大の魅力は、攻撃的なその攻め方!昨今のテニスは、単純にベースラインからのストロークが多かったり、パワーに頼る「力」のテニスに傾倒しているのに対し、山外選手の信条は、誰が何と言おうとも、彼女の積極的なネットプレーです。サーブ・アンド・ボレーを繰り出し、ラリーを継続することで相手のミスショットを待つのではなく、相手に隙あらば、積極的にネットをとりにいきエースを狙う。そんなテニスのスタイルは、右利きナブラチア(ちょっと古いかな、たとえが・・・)

山外選手に関する詳細は、「All About:テニス::注目のジュニアテニス選手「山外涼月」とは」が詳しいので、そちらを参照して頂きたいと思いますが。

無名・・・そんな山外選手の活躍を期待したいですね!

【追記:2008年5月2日】
昨日の昨日の対戦結果は、67 (8)、26 で山外選手の敗退という結果でした・・・残念!ただ、山外選手の記事として、「@nifty:Sports@nifty:テニス特集:伊達公子単複8強!この6日間で8試合」で紹介されています。

山外も女子では珍しいサーブやボレーなど攻撃テニスを展開する。この方法はスピード、体力などが乏しい、ジュニアの頃はなかなか勝ちづらいのだが、彼女独特のテニスを貫こうとしている。人に左右されない独特のテニス観で世界と戦った伊達公子、その経験豊富な伊達との試合は山外にとって非常に良い経験になった事だろう。(満員の観客も山外の名前を覚えてくれた事だと思う)これこそ、クルム伊達が言う、「若い人に少しでも刺激になったら」だろうと思う。

な、なっ、なんと!本投稿記事も上記の投稿記事で紹介されているではありませんか!そっか・・・私の視点は、「面白いんだ~」なんて自己満足をしていますが、これからも山外選手に注目です。

期待は裏切られた!伊達公子選手は WC 三昧・・・

本ブログで、37 歳にして現役宣言、12 年ぶりにコートにたつ伊達選手に関する投稿記事、「伊達公子選手、37 歳で 12 年ぶりに現役復活に期待すること!」を公開しました。

上記の投稿記事で、私の思いを記述させて頂きました。それは・・・

主催者側の出場推薦は、全て蹴って欲しい!そして、No Ranker なのですが、きちっと予選から勝ち上がって欲しいと思います。全てのテニス選手は、ランキングが無ければ、予選からの出場です。そこから、きちっと勝って本戦へ進出。更に上位を目指して欲しいのです。

どうなるのかな、とちょっと期待してたのですが・・・

この期待は、既に破られました!伊達選手は、岐阜の大会のシングルスは、予選からの出場だそうですが、ダブルスは本戦のワイルドカード。更には、福岡、久留米とシングルスはしっかりワイルドカードで本戦ストレートイン・・・

「@nifty::テニス特集:クルム伊達公子からのメッセージ」に以下のような記述があります。

11 年のブランクを埋めるのではなく現在の自分自身へのチャレンジとしてコートに立ちます。よって「現役復帰」という気持ちはまったくありません。「伊達公子」としてではなく「クルム伊達公子」で戦うことにしたのもこの理由からです。

上記のように記述してるにも拘らず・・・更に記事は続きます。

まずは岐阜の $50,000 の大会にシングルスは予選、ダブルスは本戦の WC をいただいて出場。福岡、久留米ではシングルスとダブルスの本戦 WC で出場します。

これじゃ~ね~テニス界を盛り上げるというよりは、テニス界の不透明なトーナメント方式をアピールしているようなものではないのでしょうか。

すっかり、興味がなくなってしまいました・・・

伊達公子選手、37 歳で 12 年ぶりに現役復活に期待すること!

衝撃が走った・・・なんて大袈裟ですが、女子テニスの伊達公子選手が 37 歳にして 12 年ぶりに現役復活するそうですね!あっちこっちの報道番組やインターネットでも、多くのウェブサイトやブログで既に話題になっていますよね。

「イザ!::伊達公子さん、12年ぶりテニス現役復帰へ」によれば;

伊達さんは 1994 年に日本選手で初めて世界ランキングのトップ 10 入りを果たし、最高は 95 年の 4 位。ツアー通算 7 勝を挙げ四大大会では全豪、全仏、ウィンブルドンでベスト 4 に勝ち進むなど実績を残し、96 年に現役を引退(中略)伊達さんは世界ランキングから外れており、大会に出るには主催者の推薦や予選から出場することになる。

直接的な理由は不明ですが、やっぱり現在の選手に不満があるのでしょう。杉山愛選手が何とか活躍していることが報道されてはいますが、やっぱりプロフェッショナルの世界としては、役者不足といった感がある女子テニスですから。

その証拠といってはなんですが、伊達選手が以下のように述べていることが、「イザ!::「世界を目指す」37歳・伊達公子復帰会見一問一答」に公開されていますね。

11 年間、解説をしてきて杉山選手ががんばっていると思うが、その後に続く選手が出てこない。技術はもっているのに試合の中で生かし切れてない。モチベーションに関して疑問に感じるところもある。私が復帰することで、若い選手の刺激になって(私を)追い抜いてくれる選手が出てくればと思う。

男子テニス界では、錦織圭選手が活躍していますが、それも海外が中心で、日本での親近感がありません。そうした意味では、伊達選手の復活は、話題性として充分です。また、若い選手達には、こうした復活劇に激怒して欲しいところですが。何といっても、「今のレベルなら私でもできる」と 37 歳、12 年ぶりの選手に思われたのですから。

そうした中、私個人としては、伊達選手の活躍を密かに心待ちしているわけですが、いくつか私なりの条件が!

まずは、主催者側の出場推薦は、全て蹴って欲しい!そして、No Ranker なのですが、きちっと予選から勝ち上がって欲しいと思います。全てのテニス選手は、ランキングが無ければ、予選からの出場です。そこから、きちっと勝って本戦へ進出。更に上位を目指して欲しいのです。

何と言っても一度は引退したんですし。中途半端に推薦を受けて、勝ち上がったところで、きっと世間は冷たいのでは!?

上記を達成しながらの伊達選手に期待したいと思っています。

【追記】予想的中!シャラポワが強いぞ!

2008 年、全豪オープンが終了した時、本ブログの投稿記事「2008 年のシャラポワはちょっと違う!?全豪オープン 2008」を公開しました。

その投稿記事で、以下のように記述しました。

シャラポワは、これまでのようなパワーストローク一辺倒なテニスとは、まるで違って見えました。チャンスがあれば、ネットをとりにいき、一気に攻める姿は、2007 年の不調が嘘のようです。(中略)2008 年、この全豪オープンを皮切りに、マリア・シャラポワは快進撃をするような気配を私は勝手に感じています。強烈なパワーストローク、ネットを取る勢いでの前進攻撃は、これから脅威になる。

現在、エントリーした 2 大会のトーナメントで優勝!国別対抗の団体戦のフェドカップで 2 勝・・・更に WTA ツアーの「Indian Wells 2008」でも負けていません。

2008 年になって、現在 18 連勝中で負けしらず!「@nifty:Sports@nifty:テニス特集:シャラポワ快勝、今年負け知らず!!」にも示されています。

やっぱりね!ちょっと自慢できるかな・・・

【追記:2008年3月23日】
上記の投稿記事を公開しましたが、「@nifty:Sports@nifty::シャラポワ負けた!!フェデラー不戦勝で4強」によれば、シャラポワの連勝は 18 でストップしてしまったようですね。試合後、シャラポワは以下の通りコメントしていますね。

「私も人間、自分のテニスや人生には時として間違いもある。今日はそれが起こってしまった。」

まっ、そう簡単な世界ではありませんから、1 年間負け知らずなんてことはありませんからね。

WTA と ATP:日本がテニスで世界強豪国になるために!

2008年2月24日現在のATPランキング先日の錦織圭選手の ATP (Association of Tennis Professionals) 優勝は、テニス界だけでなく、連日報道番組でも特集が組まれるほど大きな話題になっていますね!

もうちょっと各報道特集で「ATP で優勝することがどれだけの快挙か」を説明して欲しい、と感じているのは私だけではないでしょう。

一般の方には、まだまだ錦織選手の優勝の凄さが理解されていないような気がします。我が娘がテニスに夢中である以上、もっともっとテニスがメジャーなスポーツになって欲しいと心の底から願っています。

さて、そうした中、とっても興味深いブログの投稿記事を見つけました!「sirotona::錦織圭の出現は再現性のない奇跡なのか?」がその興味ある投稿記事です。(投稿記事には、全ての国が記載されていますが、本ブログでは上位 10 ヶ国のみ掲載)

投稿記事の出だしで以下のような疑問を呈しています。

テニスの神の DNA を持った天才少年が偶然日本に産み落とされただけなのだろうか?再現性のない奇跡なのか?錦織クラスの人材を今後日本で大量に生みだすことができるのだろうか?

そして、現在の ATP 100 位以内の選手を国別に集計して分析を実施しています。分析中、興味深いのは、その論理展開です。

テニスは、金がかかるから先進国が有利かと思いきや、新興国のロシア、アルゼンチン、紛争地域だった旧ユーゴ圏が躍進している。(中略)フランス、スペイン、アルゼンチン、ドイツ、ロシア、アメリカ等の一部の強豪国を除けば、(中略)世界 100 位以内に入ればどの国に行っても国内では上位選手だ。(中略)日本人選手が 100 位に食い込めなくても日本人選手の能力が低いとは言えないだろう。錦織の今後 100 位以内は確実としてあと 2 人が 100 位以内に入れば日本は世界 9 位の強豪国となってしまうのだ。

こうした分析は、とても興味があるのですが、残念ながら ATP だけ・・・即ち女子の分析は掲載されていないんですよね。

2008年2月24日現在のWTAランキングそこで!やってみました、同じようなことを WTA (Women Tennis Association) の最新ランキングの上位 100 以内の選手を利用して、国別の集計を。

当然ですが、女子も世界 100 位以内ということは、各国では上位の選手である、ということでまったく ATP と相違ないことは、誰でも認めるところでしょう。

ATP で言われる「強豪国:フランス、スペイン、アルゼンチン、ドイツ、ロシア、アメリカ」ですが、WTA では、フランス、スペイン、ロシア、アメリカはやはり強豪国といえるでしょう。ただ、アルゼンチンは、100 位以内に 2 選手がランクインで 12 位、ドイツにいたっては、1 選手のみのランクインです。

また、WTA で注目すべきは、杉山愛選手が 2008 年 02 月 14 日現在、世界ランキング 41 位、更には森上亜希子選手が同ランキングで 48 位!即ち、WTA では、日本人 2 名が 100 位以内で、国別になると何と 12 位ということになります。

更に、ATP では、100 位以内に入っているアジア人は、韓国の選手がたったの 1 名入っているだけですが、WTA は、以下の通りです。

  1. 中国: 4 名
  2. 日本: 2 名
  3. 台湾: 2 名
  4. タイ: 2 名
  5. インド: 1 名

アジアは、こうして分析してみると結構テニス圏なんですね、WTA の場合!結局、日本でメジャーになるためには、ランキングが高いというよりも、錦織選手のように「優勝」が必要そうです。

これまで、10 代のプロ選手でも、ゴルフ界の宮里藍選手、石川遼選手、横峯さくら選手・・・更には、野球界のまーくんこと田中将大選手、ハニカミ王子の斎藤祐樹選手、卓球の福原愛選手・・・全てが「優勝」がキーワードであるような気がします。

ATP や WTA という区別無く、前半でご紹介した投稿記事では、テニスを以下のように主張しています。

単純にショットの威力だけで勝負がつくなら身体能力の差と言えるかもしれないが実際は空間認識力や相手の長所短所等の能力を感じ取り、効果的に攻めたり守ったりする力や早い準備を実行したり相手を罠に嵌めるための予測能力の差やショットの深さ・角度の精度の差や技術力を発揮するためのメンタルの差で勝負が付く。ラケットの急激な進化でパワーテニスの時代と言われるけどお互いのパワーを封じ込めることに工夫することで競うような複雑な技術系のスポーツなのだ。そもそも体をぶつけ合うことのないスポーツは基本的に技術系だろう。

正に私が考えている「テニス」を総括していると思うのですが、選手達自身が上記のような認識がないのではないでしょうか。パワーテニスに対して筋トレに時間を割く日本人選手が多過ぎるような気がします。私個人としては、テニスに関してだけではありませんが、どうも日本のスポーツは、間違った練習やトレーニング方法を推進しているような気がしてならないわけです。

最後に、上記の投稿記事は、以下のように日本に対して提案しています。

フランス、スペイン、アルゼンチン、ドイツ、ロシア、アメリカそれぞれの人材発掘方法・指導内容・練習内容を細かく調べていき、これらの国が共通して大切にしていることの中で日本・イギリス等大半の国が大切にしていないことをリストアップすべきだろう。そこにヒントがありそうな気がする。ツアー旅費や帯同するコーチの費用等がかさんで(賞金ー経費)が赤字になる問題をどのように解決しているのか等現実的な方法もわかってくるはずだ。

基本的には、ATP の分析結果からの結論ですが、WTA はもっと近い中国にもヒントがありそうです。

いづれにしても、ゴルフに野球にサッカー、最近では卓球も・・・もっともっとテニスにメジャーになって欲しいと願っています。

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