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カテゴリー:「戯言:スポーツ」に関するアーカイブ

戯言の中で、スポーツに特化した投稿記事。

錦織圭選手、1 回戦敗退でも IMG は勝利!?

あまり深読みはしたくありませんが・・・やっぱり、投稿記事として記録しておきたい!

先日、17 歳でプロ宣言をして、プロデビューとなる「AIG ジャパンオープン」の 1 回戦に登場した日本!?テニス界の新星、錦織圭選手でしたが、残念ながらザック・フライシュマン選手(米国)に 6-7、6-3、1-6 で敗れ、プロ初勝利はなりませんでした。

ここからは、私の勝手な憶測ですが、所属する IMG の首脳陣は、結局のところ、勝っても負けても充分に商品の宣伝には成功したと考えているのではないでしょうか。17 歳という若さで、勝てば勝ったで日本では大騒ぎになるでしょうし、負けてもこうして私のような素人が話題にするのですから。宣伝効果としては、大勝利に沸いているのではないでしょうか。

プロ選手は、企業にとってあくまでも商品です!「どれだけ商品を使って利益を上げられるか」が重要な課題であって、勝ったか負けたかは、あくまでも利益を上げるための途中経過でしかありません。アメリカは、そうした考えて方は徹底しているはずです。当然、プロスポーツですから勝ってその知名度を上げることが収益を上げるのには手っ取り早いのですが、それだけを狙っての活動ではないことが多いのです。

錦織選手、どこまでアメリカの利益主義の中で生きていけるのか。絶対に潰れて欲しくない!本当の試練は、これからなのでしょうね。頑張って欲しいものです。アメリカのことですから、期限は早ければ 1 年です。何とか結果を残して欲しい、と願って止みません。

誰が気にする!?17 歳天才テニス少年、錦織圭選手がプロ宣言!

複雑な心境で、ニュース「Yahoo!ニュース(スポーツ報知)::17 歳天才テニス少年錦織プロ転向」を読みました。

世間では、ゴルフでハニカミ王子こと 16 歳の誕生日を迎えたばかりの石川遼選手が、六大学ではハンカチ王子こと斎藤佑樹選手が、プロ野球では楽天イーグルスマー君こと田中将大選手の活躍。10 代のプロ選手の活躍はこれだけではないことは、本ブログの投稿記事「森田あゆみ、って知ってますか!?」でも触れました。

そしてこの錦織(にしこり)圭選手は、17 歳でのプロ宣言。これまでの戦績や経験からプロになるには充分過ぎるほどのバックグラウンドがあり、これはこれで素晴らしいと思うのですが・・・

この「AIG ジャパンオープン」の開催時期に合わせての発表。まったくそうしたプロ宣言の気配を感じさせること無くしてのタイミング・・・やっぱり日本人の感覚では出来ない!?技だと思いませんか。

所属は、「IMG ボロテリーアカデミー」。既に 13 歳の時からアメリカフロリダ州にあるスポーツマネージメント会社 IMG に身売り!?して、いよいよプロデビュー。実績と経験は素晴らしいと思うのですが、ほとんどの日本人は、「誰それ??」とまったく関心がありません(少なくとも私の周囲の友人達は・・・)。

13 歳という年齢の時からアメリカでの生活が中心ですから、一般の日本人に知られるはずがありません。IMG の緻密な商品(プロ選手自身です!)戦略は、日本で馴染むのでしょうか。

日本テニスの最大の問題は、才能があるジュニア選手を開花させるのが全て海外。ご丁寧に、優秀な日本のジュニアを海外へテニス留学をさせる事までしている。これでは、「日本でテニスをやっているうちは世界では通用しませんよ!」と日本テニス界自身が言っているようなものと感じてしまうのは私だけでしょうか。

一方、今をときめくハニカミ王子にハンカチ王子、更にはマー君と 10 代で評判の日本人選手全てが日本を基盤としています。日本で成長して、世界に通用する実力を引っ下げて世界へチャレンジしていく。海外で活躍している日本のプロ選手が、未だに日本で人気があるのは、日本をベースにして、そして世界を相手に対等に戦っているからなのではないでしょうか。

まだまだ「島国根性」が残る日本人民に海外育ちの日本人テニスプレーヤーが本当に日本という市場でメジャーになれるのか・・・これからの動向に注目です。ただ、まったく日本を意識していないというのであれば、それはそれで、選択肢としては正しいのでしょうけど・・・

脳科学をベースに常勝教育

最近のマイブームは、なんといっても「脳科学」!まだまだ勉強不足、というより脳科学の初歩中の初歩をかじっただけですが。

それでも、林成之著「勝負脳の鍛え方」 (講談社現代新書:2006年10月)築山節著「脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める」(生活人新書:2006年11月)といった新書に出会って、なんともトンネルの中から一気に外へでたような明るさが見えてきました。

カリスマ体育教師の常勝教育実は以前、原田隆史著「カリスマ体育教師の常勝教育」(日経BP社:2003年10月)という書籍を読みました。次女が参加するジュニアテニスで、周囲からは「素晴らしいテニスをする」と評価されながらもどうしても結果がでない!そうした状況で、藁をも掴む思いで購入した本でした。

著者の原田氏は、元公立中学校の教師の先生で、「普通の子供を日本一に育てる」ための Know-How が書かれています。長期目標をたてること、その具体的な行動計画をたてること、自分で書かせて自覚させること、家庭での教育(しつけ)が重要なこと、簡単なことでいいから何かをやり遂げる子供にすること等、ちょっと親として耳の痛い話を含めて、いろいろと詳細が書かれています。

この本を読んだときには、「なるほどね~でも全ての子供に当てはめるのは無理があるんじゃないの?内容に根拠が無いし・・・」とちょっと批判的でした。

ところが、前述の 2 冊の「脳科学」に関する新書を読んでから、「常勝教育」をおさらいすると、一語一句が強烈に「正しい方法」として説得力を持ってきました。全ての内容が、「脳科学」としての根拠があることが解ります。

原田氏は、「心理学の本を読みあさった」と言っていますが、「脳科学」を勉強してからであれば、もっと詳細に「常勝教育」の良さやその根拠を明確に出来たのではないかと感じるのですが。

日本のプロゴルファーは、試合が終わると何が悪かったを反省し、その修正を試合後実施して次の日に挑みますが、タイガー・ウッズは、その日一番良かったショットを何度か試してその日の練習を終わります。

といった「常勝教育」で説明している日本人の問題点も「脳科学」として、「人間は怒られてばかりいると脳が自分を守るように働き、批判を受け付けなくなる」というとより納得できるようになります。

三位一体:指導者、選手、そしてサポーター

深夜に、バレーボールのワールドカップに関する番組が放送されていました。男子バレーボールと女子バレーボールを紹介していましたが、特に全日本女子バレーボールの柳本監督が話していた「三位一体」という言葉が印象に残っています。

私は、仕事柄、ERP という基幹業務系の大型情報システム導入を支援する仕事をしていますが、「ERP プロジェクトは、ベンダー、コンサルタント、お客様が三位一体にならないと成功しない」と言い続けてきました。詳細を説明することは避けますが、アスリートの世界は、実はある種のプロジェクトに似ていると常々思っていたので、前述した柳本監督の言葉が印象に残ったわけです。

コーチや監督といった指導者、個人競技であれチーム競技であれ選手本人、そしてそうしたアスリート達を応援するサポーターといった全ての人達が一丸とならないと「世界で勝つこと」ができない。どれか一つでも欠けてしまうと危うい状況になってしまう。意外とこうした状況を忘れてしまいがちではないでしょうか。

我々のようなサポーターも重要であることを再認識をする必要があるのではないでしょうかね!?ホームコートアドバンテージという言葉あるように、サポーターの応援やそのマナーもアスリートの強さに影響すると私は信じています。

浜口京子選手に頑張って欲しいと願う本当の理由

メダルラッシュと言って良いのではないでしょうか、今年の「レスリング世界選手権」。男子よりも女子が一際目立っていました。その練習量は、尋常ではありませんし、人間としても女子レスリングの選手は素晴らしい、と感じているのは私だけではないでしょう。

そうした中、あのアニマル浜口氏を父に持つ浜口京子選手が、なんと「誤審」で 2 回戦敗退という悲劇が・・・「Yahoo!ニュース(スポーツ報知)::浜口“誤審”で負けた…レスリング世界選手権最終日」にも詳細が掲載されています。

昨年の世界選手権で、頭突きによって鼻骨など 4 ヶ所を骨折。それでも試合を最後まで続行。結局は敗戦という結果を突き付けられた。その時の対戦相手が、今年の 2 回戦での対戦相手、スタンカ・ズラテバ(ブルガリア)でした。因縁の対決と噂されていたけど、結局実力勝負というよりは、審判によって水をさされた感が強いですね。

インターネット上では、「父親が甘やかしているから・・・」、「そろそろ父離れしないと勝てないよ」、「父親の期待が大き過ぎる」、といった父と娘の関係による敗戦を指摘するようなコメントが飛び交っています。勿論、応援するコメントや意見も多いのですが・・・それでも、世間一般からすれば、父親の存在はやはり異常に見えてしまうのでしょうね。

私は、次女のテニスにはまっていて、技術的なことをアドバイスすることはまったくありませんが、試合運びの方法やメンタルでのアドバイスは、かなり意見する方だと信じています。アニマル浜口氏を見ていると、「自分は世間からはどう映っているのかな・・・」と自分を振り返ることが良くありますが、個人的には、あの親子の関係はあれでいいのだと信じたい!

オリンピックでの金メダル。目標は明確で、そのために死に物狂いで練習。昨年の怪我によるレスリングの休息は、決して楽ではなかったはずだし・・・今回は、誤審という納得しようにも納得できないフラストレーション。スポーツにひたむきに、そして必死なって目標を達成しようとする父・娘の姿を見ていると、何とか願いを達成して欲しいと願ってしまいます。

プロゴルフの横峯パパとその娘のさくら、宮里藍選手とその父・・・父と娘は、最近では珍しくなくなっていますが、ただ、賞金がかからないレスリングという世界での父と娘。何としても再起して欲しいと思っています。

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