22 歳 7 ヶ月・・・人間の年齢に換算すると 70 歳になるそうです。そんな人気者、上野動物公園のジャイアントパンダであるリンリンが昨日亡くなりました。

パンダをニュースで観た時、その衝撃は未だに覚えています。体毛の配色、その愛らしさに魅了された、というのが本音ですが、既に社会人であった私は、なかなかそうした感想を周囲に主張することができず、何とたった一人でパンダみたさに上野動物公園へ出かけ、大混雑の中、パンダに見入ってしまっていたことを記憶しています。

ぬいぐるみを作成しても、唯一、本物の愛らしさを超えることができなかったパンダ。ビジネス一辺倒だった私に、「癒し」をくれたパンダ・・・いろいろと思い出があるパンダは、既に上野動物公園にはいません。

[1] 「毎日ｊｐ::パンダ：リンリンさようなら　悲しみの「上野」」には、以下のような記述がありました。

上野動物園によると、世界で登録されている雄のジャイアントパンダ 104 頭の中で 5 番目に高齢だった。（中略）小宮輝之園長は記者会見で「（メキシコへの渡航など）世界で一番飛行機に乗ったジャイアントパンダではないか。苦労をかけた。苦しんだ様子はなく安らかだった。冥福を祈りたい」と話した。解剖の結果、腹には 37 リットルの水がたまっており、橋崎文隆・動物病院係長は「よく持ちこたえてくれた」と話した。

これで、日本が所有し、日本で飼育されているパンダが消えた・・・現在、日本で飼育されているパンダは、実は中国の所有で、借り受けて飼育しているから・・・

リンリンのご冥福をお祈り致します。