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ブログ同士で SNS が作れるようになる!Google Graph API

Posted By Cha On 2008年02月03日 @ 2:49 pm In ウェブプログラミング, 戯言:ウェブサイト | No Comments

[1] Google MyConnectionとても興味深いニュース[2] 「ITpro::ブログ同士で SNS が作れる、Google が「Social Graph API」サービス公開」が公開されました。

簡単に言ってしまえば、公開されているブログ同士を繋ぐことによって、SNS のような機能を実現できる、ということらしいのです。本ブログを繋ぎたいというよりは、他のブログがどんなブログの主宰者と繋がっているのかはいつも興味があって、探ってみるのですが、やっぱりどっかで限界があるわけです。

公開されている記事によれば、以下の通りです。

Google は、Web 上のリンクから交友関係を抽出する Web サービスの API 「Social Graph API」 を公開した。ブログやプロフィール・ページの URL などを入力すると、Google が収集した、そのサイトを友人としてリンクしている友人のサイトを出力する。このサービスを使うことで,SNS (ソーシャル・ネットワーキング・サービス) サイトを利用しなくともブログ同士で SNS のような機能を実現することが可能

交友情報は、「サイトに埋め込んだ [3] XHTML Friends Network (XFN)、[4] Friend of a Friend (FOAF) と呼ばれるフォーマットから抽出」されるそうです。

Google は、SNS の交友関係データを利用したミニ Web アプリケーションを、どのサイトでも共通に動かすことができるAPI 「Open Social」 を提唱している。OpenID と Open Social、そして Social Graph API サービスを利用することで、SNS サイトを利用しなくとも、ブログ同士で SNS 機能を実現することが可能になると考えられる。

まだ、英語のみの提供!?(というか日本語訳がリリースされるかどうかは不明ですが・・・)ですが、上記を読む限り、個人的にはかなり興味がある API です。

以前から、[4] 「Friend of a Friend (FOAF)」には興味がありましたが、利用の仕方がまったく解らず、ほったらかし。これで、また勉強したくなってきた!

【追記:2008年02月03日】
FOAF に関する素晴らしいサイトを発見!必要な情報を入力するだけで、FOAF ファイルを自動生成してくれるウェブページです。[5] 「FOAF-a-Matic::RDFを使って自己紹介してみよう」がそのウェブページです。

FOAF とはひとことで言えば、XML と RDF を使ってあなた自身を紹介する - 名前、メールアドレス、それに友人についてなど - ための手段です。こうすることで、ソフトウェアが(たとえばサーチエンジンの一部分として)あなたの紹介データを処理し、あなた自身やあなたが所属するコミュニティの情報を見つけだすといったことが可能

とっても簡単で、更には自動生成したコードの使い方まで記載されていますから、FOAF を知らなくても利用を開始することができます。


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URLs in this post:
[1] Image: http://code.google.com/apis/socialgraph/
[2] 「ITpro::ブログ同士で SNS が作れる、Google が「Social Graph API」サービス公開」: http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080202/292821/
[3] XHTML Friends Network (XFN): http://gmpg.org/xfn/
[4] Friend of a Friend (FOAF): http://www.foaf-project.org/
[5] 「FOAF-a-Matic::RDFを使って自己紹介してみよう」: http://www.ldodds.com/foaf/foaf-a-matic

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