- Cha’s Bar 2.0 - http://www.nakui.biz -

独断と偏見!?の優秀なプログラマーへの 7 つの要望!

Posted By Cha On 2007年08月14日 @ 11:17 am In 戯言 | 2 Comments

業務系コンサルタントで基幹業務系のシステム導入 (所謂、ERP[1] というやつ) に携わっていると、システムエンジニアとかプログラマーといった職業の方と良くお会いします。

先日、ビジネスパートナーの方から紹介された「とっても優秀」なプログラマーである、という方と仕事をさせて頂く機会がありました。しかし、どうも私が個人的に思い込んでいる「優秀な」プログラマーとは程遠い!ビジネスパートナーの方には、「とっても優秀」ということで期待していたのですが、ちょっと期待外れであることを伝えたのですが、逆に「優秀」ってどう考えていますかと質問されてしまいました。

これまで、たった一人だけ、「優秀」なプログラマーとお会いして、一緒に仕事をした事がありますが、仕事中に、大きなヘッドホンをつけて、大音量でロックを聴いているプログラマーでした。ただ、その時の経験から、以下のような 7 項目を満足している時、私は「とっても優秀」だな~と感じるようになりました。

  1. 適切なプログラミング言語を選択できる。
  2. 詳細設計書なんていうものが無いほうがプログラミングがやり易いと考えている。
  3. プログラマーの立場から提案ができる(特にプログラマーから、業務要件以上の機能の提案ができる)。
  4. 納期を的確に回答できる。
  5. 要件を実現するだけでなく開発するシステムのパフォーマンスを意識してプログラミングを実施する。
  6. 短時間でプログラミングを完了できる。
  7. 他のプログラマーが見ても継続してメンテナンスできる(コーディングしたプログラムが誰でも理解できる)。

人によっては、上記項目のなかでいくつかを「それはシステムエンジニアの役割ですね」とか「それは、お客様が選定すべき内容です」といった事を主張される方もいらっしゃいますが。ただ、プログラマーという職業もプロフェッショナルなはずですから。特に上記の第 2 項と第 3 項に関しては、「詳細設計書無くしてどうやってプログラミングするのか」、「業務要件に対して提案をするのはプログラマーの仕事ではない」、といった抗議を頂いたケースもあって・・・

私の要望が高過ぎるのでしょうか。いえいえ、どこかに必ずこうした要望を満たしてくれるプログラマーが存在するはずです!

脚注 [1]
Enterprise Resource Planing の略で、市場では大福帳型ソフトウェアとか呼ばれており、会計、販売、購買、生産といった業務の根幹の機能を含むソフトウェアパッケージ


Article printed from Cha’s Bar 2.0: http://www.nakui.biz

URL to article: http://www.nakui.biz/index.php/2007/08/14/113

Copyright © 2006-2008 Cha's Bar 2.0. All rights reserved.